今回は赤ちゃんの歯(乳歯)が生えてくる時期や、歯みがきの始め方について説明します。
目次
乳歯が生えてくる時期
赤ちゃんは生まれた時には通常歯は生えておらず、生後6~8か月で下の前歯(乳中切歯)から生え始めます。
1歳ごろ
上下とも乳中切歯・乳側切歯が生え、合計8本になります。
1歳半ごろ
第一乳臼歯が生え、合計12本になります。
食べ物を咀嚼するときに使う奥歯が生えるため、離乳食を終わらせることができるようになってきます。
2歳ごろ
乳犬歯が生え、合計16本になります。
2歳半ごろ
第二乳臼歯が生え、合計20本となり、乳歯が生えそろいます。
乳歯が生えてくる時期が早いとき・遅いとき
乳歯が生えてくる時期は多少の個人差がありますが、明らかに早いとき・遅いときは問題が起こることがあります。
生まれた時にすでに乳歯が生えていることがあり、その場合の歯を「先天歯」と言います。
先天歯があると、哺乳するときに赤ちゃんの舌の裏に当たって潰瘍ができてしまうことがあります。
生えてくるのが明らかに遅い場合、生まれつき歯が少ないという「先天性欠如」や、2本分の歯が1本にくっついてしまう「癒合歯」などが起こっていることがあります。
乳歯が生えてくる時期が明らかに早いとき・遅いときは、歯科医院で一度診てもらいましょう。
歯みがきの始め方
乳歯が生えてきたら歯みがきの習慣づけを始めていきましょう。
赤ちゃんは最初のうちは口の中を触られることを嫌がるため、触るところから少しずつ慣れていってもらいます。
初めはガーゼや綿棒で歯の周りの汚れを拭うようにし、慣れてきたら少しずつ歯ブラシを使うようにしていきましょう。
よしざきファミリー歯科
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