入れ歯を「修理する」という方法。修理できるのはどんなとき?メリットも解説。

入れ歯を普段使用されている方で、入れ歯が壊れてしまったという方はいないでしょうか。

一言に壊れたと言っても、入れ歯が割れてしまった、金具が折れてしまった、入れ歯の歯が取れてしまったなど、いろいろな状態があります。

入れ歯が壊れてしまったときの対処法としては、新しい入れ歯を作る「義歯新製」と、壊れてしまった入れ歯を修理する「義歯修理」があります。

治療にはそれぞれのメリットがあります。

「義歯新製」のメリット

・新しく作製するため、今まで使っていた入れ歯がどんな壊れ方をしていても対応可能。

・入れ歯が新しくなるため強度が上がる。

「義歯修理」のメリット

・新製よりも治療期間が短く済む。

・今まで使っていた入れ歯を使うため、入れ歯に慣れやすい。

入れ歯を修理する場合は、割れてしまったところをくっつけたり、金具を付け替えたり、新しい人工の歯を足したりすることが可能です。

入れ歯を新製するときにはいくつかの治療工程が必要なためそれなりの治療回数がかかりますが、入れ歯を修理する場合は治療回数は少ない傾向があります。

↓入れ歯を新製する場合の治療期間についてはこちらの記事をご参照ください

入れ歯の作製はどれくらい時間がかかるのか?入れ歯の作り方

 

入れ歯の修理が可能なのは、基本的には、部分的な対応で済む場合です。

入れ歯が全く適合しておらず、その適合していない入れ歯を修理、調整して使えるようになるまで持っていくよりは、新製したほうが確実なことが多いです。

また、入れ歯が壊れるときは強度が弱い部分が壊れることが多く、修理で対応してもまたすぐに壊れてしまうことがあります。そのため、新しい入れ歯に作り替えた方が強度的にも長持ちする可能性が高いのです。

ただし、本来なら新製が望ましいものの、患者の状態により新製のほうが負担が大きい・リスクが高いと判断した場合は、大変でも修理・調整を行うこともあります。

主治医の判断によるところもありますので、気になる方はぜひご相談ください。

 

よしざきファミリー歯科
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